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写真撮影: 福永攻治     
【日時】
平成24年11月13日(火) 【参加人員】   50名(南地区・南東地区)
7:40  旧松筑荘前駐車場出発 (駐車場在り) 堀川バス7:30到着予定
7:55 西鉄都府楼前駅出発 めかりPA、下松SA 休憩
12:00 1、宮島口 松大汽船で宮島桟橋へ
  2、宮島島内観光   国宝厳島神社  
3、昼食(鳥居屋) あなご陶板焼き・牡蠣フライ定食
4、宮島島内観光 自由時間 国宝厳島神社・平清盛館・五重塔・紅葉谷 買い物
15:20 5、宮島桟橋(フェリー乗り場前に集合) 松大汽船で宮島口へ
18:00 宮島口出発 佐波川SA、壇ノ浦PA 休憩
19:45 西鉄都府楼前駅到着、解散
20:00 旧松筑荘前駐車場到着、解散
南・南東地区合同で秋の地区行事「清盛の守護神 厳島神社巡り」を企画。参加者50名が11月13日早朝、旧松筑荘前と西鉄都府楼駅前に集合。今にも降り出しそうな空模様を見上げながら出発。添乗のバスガイドさんが通りゆく地域にまつわる話を名調子で紹介、興味深く聞き入る間に宮島口へ、そこで船に乗り換え紅葉で島全体が色づいた宮島(日本三景)に到着。
迎えのガイドさんの案内で国宝厳島神社、宝物館を拝観。国宝・世界文化遺産の厳島神社は鮮やかな朱塗り、檜皮葺の荘厳な屋根、清楚に配列された柱、ゆったりとした板敷床など平安時代にその極に達した寝殿造りの建築美を誇っています。丁度、茶道の裏千家の献茶祭が催されていましたが華やかな和服姿の女性の方々が見事に調和し 優雅さを醸し出していました。宝物館には平家一門が奉納した平家納経、それを収めた金銀荘雲竜文銅製経箱(ともに国宝)などの美術工芸品が展示されていました。お昼はあなご陶板焼・牡蠣フライと宮島の特産を堪能しました。食事のあとは自由散策。
紅葉の名所の紅葉谷公園、潮が引いて砂浜に立った朱塗りの大鳥居、彩色も鮮やかな檜皮葺の五重塔、豊臣秀吉が建立した本瓦葺きの入母屋造りで広壮な豊国神社(千畳閣)、大河ドラマ平清盛の撮影セットや宮島の文化・歴史に触れられる平清盛館、宮島民家の特徴を示す格子戸や鹿戸(内から外へ押して開ける)が見られる滝小路などを巡りました。時代を超え、今なお平安期の優雅な建築美を誇る厳島神社と美しく豊かな自然は訪れる人々を魅了し、なお余りある美しさでした。宮島へ到着後しばらくは傘をさしての観光となりましたが、午後1時ごろには日が射す好天に恵まれ秋の青空の下で楽しみました。帰りのバスの中は静かに旅の余韻にひたりました。午後730分大宰府IC、全員元気で想い出をおみやげに帰路につきました。                    (レポーター 白石 敏)
恒例の南・南東地区合同で秋の地区行事・広島の宮島巡りを開催。2地区で50名の参加で満席状態で出発。
 宮島島内観光(国宝厳島神社・五重塔・紅葉谷公園巡り)
毎回お願いしている堀川バス・初めての添乗員によるガイドさん 広島・ 宮島口の駐車場到着
宮島口からフェリーへ乗船 
 
フェリーはJRフェリーと宮島松大汽船の2つがあり、JRフェリーの方が厳島神社の大鳥居に近くへ寄ります。
 
 心地よい潮風を受けながら、10分ほどの船旅で宮島着
 
奈良公園と違い鹿はおとなしいようでしたが、
紙・お菓子を食べるので要注意。 
厳島神社:雨に煙る山々、神秘的な雰囲気でした
 雨の中、大鳥居の前で記念写真(1回目)
 
晴天になり回目の集合写真(鹿と一緒)  (この写真をクリックすると3回目の集合写真になります) 
 厳島神社宝物館見学後外に出ると天気が回復。
平清盛館・開催中のおもてなし隊のガイドさん  厳島神社:ここが唐破風造りの回廊出口、左が大願寺
宮島表参道商店街通りにある鳥居屋で昼食とお土産を購入。
鳥居屋から100m先に宮島大杓子がありました。
 これが宮島名物「宮島大杓子」(おおしゃくし)です。大きさは長さ7.7m、最大幅2.7m重さ2.5tもあります。材質はケヤキで(樹齢270年・長さ13m)産地は埼玉県です。
鳥居屋での昼食 (牡蛎のフライ・あなご陶板焼き)
 弥山へはロープウエイ利用なら短時間で行けますが、今回の自由時間では無理でしたのであきらめて、次回機会があれば瀬戸内海の展望を楽しみたい。まずは紅葉谷へ。
 紅葉谷公園の紅葉巡り
紅葉は今がピーク
 
日本三景の一つ世界文化遺産・宮島の「厳島神社」
厳島神社の御祭神は宗像大社と同じく天照大神の三柱の御子神をおまつりしています。この三女神のお名前は、田心姫神(たごりひめのかみ)湍津姫神(たぎつひめのかみ)市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)の三柱です。
嚴島神社は海を敷地とした大胆で独創的な配置構成、平安時代の寝殿造りの粋を極めた建築美で知られる日本屈指の名社で廻廊で結ばれた朱塗りの社殿は、潮が満ちてくるとあたかも海に浮かんでいるように見えます。背後の弥山の緑や瀬戸の海の青とのコントラストはまるで竜宮城を思わせる美しさで人気だそうです。  
 厳島神社の入り口。朱色の回廊から入る。
 
 ここが一番の絶景ポイントで集合写真はこの場所でからでした。残念。
 大鳥居側から眺めた厳島神社全景。引き潮ゆえの撮れた光景ですが満ち潮のときも見たい。
 
 本殿内からの美しい大鳥居
 
きれいな回廊。残念ながら、中庭は干上がっているが、潮が満ちていれば一層不思議な雰囲気が味わえるのでは。巾4mの回廊、出口へ向かって一方通行。厳島神社から見える五重塔。
回廊(国宝)の長さ約275mとか、床板には若干の隙間があり高潮時床への海水圧を弱めたり、床にあふれた海水や雨水を海へ流す役割を果たしているそうです。巾4mの回廊、出口へ向かって一方通行、粛々とした人の流れ。
 反橋(そりばし)重要文化財の反橋(そりばし)、別名勅使橋。毛利元就、隆元父子によって1557年に再建されたもの 
 本殿内から沖合いの大鳥居を眺めたところ。
五重塔(重文)。1407年(応永14年)の創建。高さは約27.6m。  豊国(とよくに)神社(重文)。豊臣秀吉が経供養を行わせるために建立を始めたが、1587年(天正15年)の秀吉の死により完成していない。その広壮さから千畳閣とも呼ばれている。天井には奉納された様々な額絵が掲げられている 
   
 
潮が引いたので多くの人が大鳥居の下まで歩いて渡っていました。せっかくのチャンスなので、大鳥居まで行き撮影。 
 厳島神社の大鳥居
   沖の海側からの展望
 牡蛎にお賽銭が沢山ついていました。  
 神社側からの展望
現在の大鳥居は平安時から8代目で1875年(明治8年)に建立されたもの。総高さは約16.6mで、棟の幅は約24.2m。
奈良の大仏とほとんど同じ高さだそうです
 
 神社側が伊都岐島神社  沖側が厳島神社(嚴島神社)
大鳥居に掛かっている額の文字は、沖の海側と神社側と違う字が使われていました。沖側が厳嶋神社(嚴島神社)で、神社側が伊都岐島神社と書かれています。もともとは「伊都岐島神社」だったのが、平清盛の時代に造営された際に「厳島神社」とされたそうです。
「伊都岐島神社」の頃は島自体が御神体とされて建物も無かったのを、平清盛の権勢を示すために島側に建物を作って名前まで変えてしまったのではとも言われているそうですが、詳細は不明。
宮島桟橋に15;20に集合 自由時間が足りなくて厳島神社とともに世界遺産として
宮島にそびえる弥山にロープウエイでに行けなくて残念でした。次回に持越し。
 壇ノ浦の夜景 バスの中は釣りバカ日誌を見ながら太宰府へ
 
帰りは宮島口から佐波川SA~壇ノ浦PAで休憩し、午後8時には西鉄都府楼前駅に到着。大変お疲れ様でした。