臼杵巡り  長崎・龍馬巡り 豊後高田昭和の街巡り 竹田竹楽巡り

南地区HPへ 南東地区HPへ
【日時】
平成21年11月18日(水) 晴れ 
【参加人員】    44名(南地区・南東地区)
【コース】  旧松筑荘前出発7:40発西鉄都府楼前駅8:00発⇒山田PA(休憩)⇒由布岳PA(休憩)⇒富貴寺⇒昭和の町豊後高田 ロマン蔵見学 と昼食⇒高田商店街散策⇒⇒大分県立歴史博物館見学~深耶馬渓・立羽田⇒道の駅玖珠童話の里(休憩)⇒旧松筑荘前出着19:00⇒西鉄都府楼前駅19:20着
南・南東地区合同で秋の地区行事「昭和の町 豊後高田巡り」を企画。参加者44名が11月18日早朝、旧松筑荘前と西鉄都府楼前に集合、頂にほのかに雪をかぶった由布岳を横目になつかしの昭和の町 豊後高田へ。途中、九州最古の和洋建築物で西国唯一の阿弥陀堂のある富貴寺へ、木立の間に平安後期の風を感じました。昭和ロマン蔵では懐かしい駄菓子やおもちゃに触れ目と耳で昭和を体感、お昼は旬彩南蔵で国東半島の旬を堪能、昼からはボランティアガイドさんの流暢な町の歴史解説を聞きながら、今に残る昭和の町並みをそれぞれに思い出探しをしながら散策しました。その後、さらに富貴寺大堂のレプリカのある宇佐風土記の丘歴史博物館に寄り館長の詳細な解説を聞き、改めて宇佐八幡宮を中心として国東半島に築かれた神仏習合の世界に触れることができました。帰路は紅葉の時期ということで青の洞門、深耶馬渓を経由して約1kmにも及ぶ奇岩秀峰が連続する裏耶馬渓の景勝地・立羽田に立ち寄りました。今日は久しぶりの晴天に2009年晩秋のひと時、こどもにかえる思い出となりました。(笠井レポーター)
写真撮影: 福永攻治  原田和夫  本多明  笠井雅弘
富貴寺(大分県豊後高田市田染蕗)             
富貴寺は平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた由緒ある寺院で阿弥陀堂は、宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂と並ぶ日本三阿弥陀堂のひとつに数えられ、現存する九州最古の木造建築物であるとともに国宝指定もされています。『仏の里くにさき』を代表する文化財だそうです。
富貴寺大堂とその中に収められている本尊の阿弥陀如来像は970丈にも及ぶ一本の茅の巨木から六郷満山寺院の大半を開いたとされる仁聞菩薩の手によって刻まれたと伝えられ大堂内は極楽浄土の世界を描いた壁画があり、風化が激しいが、極彩色で描かれていたという調査結果から午後に見学する県立歴史博物館に忠実に再現されていました。
日本三大阿弥陀堂に数えられる富貴寺大堂
山門 大堂(国宝) 「おおどう」
大堂壁画(重要文化財) 木造阿弥陀如来坐像(重要文化財)
豊後高田 昭和の町
”昭和ロマン蔵”の建物は、明治から昭和にかけて大分県きっての大金持ちといわれた”野村財閥”が昭和10年前後に米蔵として建てた旧高田農業倉庫だそうです。本日の案内人より説明を聞く。
駄菓子屋夢博物館
小宮館長は昭和23年福岡県北九州市生まれで雑貨販売業を営みながら、出張先の全国各地で駄菓子屋の玩具を収集。昭和63年に福岡市で「懐かし屋」を開店するとともに、平成7年に太宰府天満宮参道で「駄菓子屋のおもちゃ資料館」を開館。子ども時代の思い出を大切にしようという姿勢に豊後高田「昭和の町」のメンバーが惚れこみ、くどき落としてついに平成14年、本人とおもちゃの「昭和の町」への引っ越しが実現したそうです。
昭和の夢街三丁目館     
「昭和の夢町三丁目館」は昭和30年代の民家、商店、教室を再現した目と耳と体で感じる体感施設で朝・昼・夕・夜と変化する昭和の風景を眺めながら、懐かしいあの頃へタイムスリップする施設でした。
朝・昼・夕夜・夕と変化する昭和の風景
夢街小学校の教室
判った人!!   ハーイ!!
懐かしい我が家 商店街  昭和オート
昭和ロマン蔵広場での集合写真 (この写真はクリックすると拡大します) 高画質300KB
レスラン旬彩南蔵での昼食
      案内人ガイドさんと高田商店街を散策       
昭和の街 総延長550m
もと大分合同銀行が展示館に
昭和3年より操業 いまだにかけうどん200円、ちゃんぽん350円で頑張っています。 
大分県立歴史博物館(宇佐風土記の丘)  
国宝の富貴寺大堂や臼杵石仏の実物大模型をはじめ、「くらしと祈り」を中心に大分県の歴史と文化をテーマ別に紹介。鏝絵や伝統工芸品なども展示してしていました。館長より詳細な説明がありました。(富貴寺大堂の復元費用1億円の価値について)
博物館臼杵石仏の実物大模型の集合写真    (クリックすると拡大します) 高画質300KB
富貴寺大堂内陣 復元費用1億円 臼杵磨崖仏ホキ阿弥陀三尊像複製
車窓からの深耶馬渓・人見八景
立羽田の景
本日最後の立ち寄り地、何とか日暮れギリギリの5時前に到着。約1kmにも及ぶ奇岩秀峰が連続する裏耶馬渓の代表地の立羽田は紅葉は外れましたが素晴らしい景観でした。日中は県道沿いに農産物直売所がオープンしているようです。
立羽田を5時過ぎに出発して、途中 玖珠にある道の駅・童話の里でお土産を買い帰宅の途につきました。
今回の貸切バスによる合同地区行事は昨日までの雨と寒さとは違い、いい天気に恵まれ、紅葉はいまいちでしたが、懐かしの昭和の時代にタイムスリップできた事、国東半島の歴史を勉強できた事、奥様方が12名参加され喜んでおられたのは意義のある行事だと感じました。